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キャッシュについて

提供: baserCMS公式ガイド

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baserCMSは固定ページ機能を中心に表示速度を向上する為、サーバー上にもキャッシュを保存する「サーバーキャッシュ」という仕組みを利用しています。キャッシュとは、簡単に説明するとプログラム等の処理結果を保存しておいて、2度目以降のアクセスの際に、プログラムの処理を省略する仕組みです。

※ 初期状態では、CakePHPのファイルベースのキャッシュ機能を利用しています。変更する事も可能です。
(変更する場合、{baserCMSの設置フォルダ}/app/Config/core.php を編集します)

このキャッシュの仕組みは、管理システムでWebサイトの運営を行う上では特に支障はありませんが、「テンプレートを直接編集して更新する場合などに変更が反映されない」という症状が発生しますので注意が必要です。

テンプレートをFTPで直接アップロードすると反映されない

テンプレートをFTPで直接アップロードした場合、サーバーキャッシュが更新されないので、反映する事ができません。その都度、サーバーキャッシュを削除する必要があります。

管理システムにログインした状態では、サーバーキャッシュは利用しませんので、対象のページを開くと反映されているように見えますが、ログアウトすると前回生成されたサーバーキャッシュを利用する事となるので、表示上、巻き戻ってしまいます。この場合、サーバーキャッシュを削除すると反映する事ができます。

また、デバッグモードに設定していると、サーバーキャッシュは生成されないようになっていますので、初期制作の段階では、管理画面よりデバッグモードに設定しておく事をおすすめします。
作業が終わった後は、忘れないようにノーマルモードに戻しておきましょう。

※ デバッグモードに切り替えてもサーバーキャッシュが残ってるとキャッシュは有効となってしまいます。サーバーキャッシュを事前に削除しましょう。

Webページを更新したのに反映されない場合がある

サーバーキャッシュの問題

通常、固定ページのサーバーキャッシュは、更新とともに新しい内容で再作成されますが、環境や設定上の問題で稀に反映されない場合があります。その場合、サーバーキャッシュを削除すると正常に反映できる事があります。

ブラウザキャッシュの問題

テンプレート上で、BcBaserHelper::cacheHeader() を利用している場合、初期状態で、999日間ブラウザにキャッシュする仕様となっています。反映するには、数回ブラウザをリロードしてみてください。

サーバーキャッシュの削除

管理システムにログインし、「システムナビ」にある「サーバーキャッシュ削除」をクリックします。