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「サーバーキャッシュ」の版間の差分

提供: baserCMS公式ガイド

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(サーバーキャッシュの無効化)
 
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== サーバーキャッシュの無効化 ==
 
== サーバーキャッシュの無効化 ==
/app/Configs/core.phpの以下の部分を変更することで、無効にできます。
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/app/Config/install.phpの以下の部分を変更します。
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Configure::write('Cache.disable', false);
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</pre>
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↓変更する
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Configure::write('Cache.disable',true);
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</pre>
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あわせて、以下の部分を変更しコメントアウトしておきます。
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Configure::write('Cache.check', true);
 
Configure::write('Cache.check', true);
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↓変更する
 
↓変更する
 
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Configure::write('Cache.check',false);
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// Configure::write('Cache.check', true);
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Cache::config('default', array('engine' => 'File'));
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↓変更する
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// Cache::config('default', array('engine' => 'File'));
 
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なお、[[デバッグモード]]で実行した時は、キャッシュがあっても無視されます。
 
なお、[[デバッグモード]]で実行した時は、キャッシュがあっても無視されます。
 
 
 
 

2020年12月28日 (月) 09:20時点における最新版

サーバーキャッシュとは、baserCMSで制作されたサイトの表示スピードを改善する機能です。

機能概要[編集]

baserCMSはCakePHPフレームワークによって動いています。その為、通常の静的なHTMLページの表示に比べ、サーバー内部での処理が多く、表示が遅くなってしまいます。そこで、1度どこからかアクセスがあって表示されたページについては、サーバー内にキャッシュを残して、キャッシュが存在していれば、そちらを優先的に表示させることで、アクセスからページ表示までの処理数を減らし、表示速度を改善します。

 

キャッシュの保存場所[編集]

サーバーキャッシュは以下の場所に保存されます。

/app/tmp/cache/

 

サーバーキャッシュの削除[編集]

サーバーキャッシュの具体的な削除方法については、baserCMSユーザーマニュアルを参照してください。

 

サーバーキャッシュの無効化[編集]

/app/Config/install.phpの以下の部分を変更します。

Configure::write('Cache.disable', false);

↓変更する

Configure::write('Cache.disable',true);

あわせて、以下の部分を変更しコメントアウトしておきます。

Configure::write('Cache.check', true);

↓変更する

// Configure::write('Cache.check', true);
Cache::config('default', array('engine' => 'File'));

↓変更する

// Cache::config('default', array('engine' => 'File'));

なお、デバッグモードで実行した時は、キャッシュがあっても無視されます。  

 

サイトの移設時の問題[編集]

テスト環境でbaserCMSでサイトを構築し、本番環境に移す際、テスト環境で残されたこれらのキャッシュが問題になることがあります。その為、サイト移設時には前述の「tmp」フォルダの中にあるファイル・フォルダを全て削除してから本番環境へコピーすることになります。

なお、サイトの移設については「baserCMSで作ったサイトを移設する」を参照してください。

 

外部参考リンク[編集]



テキスト寄贈:馬庭 吾一@株式会社ヒニアラタ