サブディレクトリに設置したい

baserCMSをサブディレクトリにインストールできます。ただし、お使いのサーバー環境に依存する部分もあるため、下記の方法では上手くいかない場合もあります。

サブフォルダに必要ファイルをアップロードする

公式サイトよりbaserCMSをダウンロードします。zipファイルになっていますので解凍してください。出てきたファイル群を、FTP等でインストールしたいサブディレクトリに設置します。今回は以下の場所に設置したものとします。

   http://example.com/sub_directory/

インストール画面を開く

設置したURLにアクセスすると、本来ならインストール画面が表示されます。ただし、サブディレクトリへのインストールの場合、この段階で表示が崩れたりすることがあります。表示が崩れてしまうのは、必要なCSSファイルやJSファイルの場所を上手く特定できず、読み込めないからです。

この場合、CSSやJSファイルを読み込めるようにする方法の１つとして、.htaccess等を編集するものがあります。ただし、編集内容は環境によって異なる場合があります（下記情報は、さくらインターネットのレンタルサーバーで動作の確認を行いました）。

「.htaccess」を編集する

編集が必要な.htaccessファイルは以下の２つです。

   （baserCMSの設置フォルダ）/.htaccess
   （baserCMSの設置フォルダ）/app/webroot/.htaccess

（baserCMSの設置フォルダ）/.htaccess

テキストエディタで中身を開き、以下ように変更します。

RewriteEngine on
RewriteBase /sub_directory
RewriteRule ^$ app/webroot/ [L]
RewriteRule (.*) app/webroot/$1 [L]

（baserCMSの設置フォルダ）/app/webroot/.htaccess

テキストエディタで中身を開き、元々ある記述のしたに追記を行います。最終的に以下のような感じになるはずです。

Allow from all
RewriteEngine on
RewriteBase    /sub_directory/app/webroot
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^(.*)$ index.php [QSA,L]

これで、もう一度インストール画面を表示してみます。うまく画面が表示されていれば、そのままインストールを進める事ができるはずです。