ユーザー管理
提供: baserCMS公式ガイド
baserCMSのユーザー管理機能について、説明しています。この機能によってユーザーが作成されると、そのユーザー名とパスワードで管理画面にログインできるようになります。
機能の概要[編集]
baserCMSのユーザー管理では、ログイン出来るユーザーを登録・削除するとともに、予めユーザーグループを作成し、グループ単位で管理画面の操作を制限する事で、「すべての機能を使えるユーザー」「ブログだけを書けるユーザー」などというように、ユーザーに対して機能制限を加える事が出来ます。
ユーザー登録[編集]
ユーザー登録で入力できる項目は以下のとおりです。
- アカウント名
- ログインする際に使用するアカウント名です。
- 名前
- ユーザーの日本語名です。「ようこそ○○さん」というように管理画面中で利用されます。
- ニックネーム
- ブログの作成者など、フロント画面で利用されます。
- グループ
- このユーザーを入れるユーザーグループを選択します。
- Eメール
- メールアドレスを入力します。パスワードの再発行など、このアドレスに送付されます。
- パスワード
- 管理画面へログインするためのパスワードです。
ユーザーグループ[編集]
ユーザーグループ登録では、以下の項目を入力できます。
- ユーザーグループ名
- 半角英数字でこのグループに名前を付けます。
- 表示名
- 日本語で表示される表示名です。(ex.管理者、編集者など)
- 管理システムのグローバルメニューを使用する
- 管理者権限(admin)でアクセスすると、管理画面の上部にアイコンが並んでいる部分があります。この部分を表示するかどうかを選択出来ます。もしこのグループが、多くの機能を制限されている場合、このメニューは存在理由がありませんので、使用しない事にします。
ユーザーの管理機能を制限する[編集]
管理機能の制限は、ユーザーグループ単位で行います。
アクセス制限設定[編集]
ユーザーグループの一覧を表示すると、adminsを除く各グループの左端に、鍵マークのアイコンがあります。このアイコンをクリックすると、そのグループのアクセス制限設定が出来ます。
アクセス制限ルールの設定[編集]
アクセス制限設定で入力できる項目は、以下の通りです。
- ルール名
- わかりやすいルール名をつけます。日本語が利用できます。あまりいい加減な名前をつけると、制限ルールの数が多くなった際に訳が分からなくなります。
- URL設定
- 制限を設ける対象機能のアドレスを記述します。詳細は後述しています。
- アクセス
- 上記のURLに対してアクセスを「不可」とするのか「可」とするのかを選択します。通常は「不可」を選択しておきます。
- 利用状態
- この制限ルールを機能させるかどうかを設定できます。
URL設定[編集]
アクセス制限設定機能で、もっとも分かりにくいのがこのURL設定です。
baserCMSのユーザーアクセス制限は、制限したい機能をURLで指定し、ユーザーがそのURLにアクセス出来るかどうかで機能を制限します。例えば、新規のユーザー登録をさせたくない場合、新規ユーザー登録画面のURLは「/admin/users/add」なので、URL設定に
/admin/users/add
となるように入力します。
また、アスタリスク(*)がワイルドカードの役割を果たします。例えば、新規登録だけでなく、ユーザー管理全体の機能を制限したい場合は、ユーザー管理の機能はURLが「/admin/users」で始まりますので、URL設定に
/admin/users*
となるように入力します。これで「/admin/users」から始まるURL全てに制限を設けることが出来ます。
テキスト寄贈:馬庭 吾一@株式会社ヒニアラタ